看護師のための求人広告の見方

求職活動をするときには、求人情報を正確に見ることが大切です。

まず、求人情報を見ますが、「熟読」は大前提。
自分の基準と見合わせ応募先を絞り込みます。

ただ漠然と求人情報を見て、思いつきで応募するという人も多いですが、応募先は「絞る」ことが大切です。
気になるところだけではなく、しっかり熟読し、内容を把握してください。

応募書類を作成したり、面接の対応には多くのエネルギーを必要とします。
それをムダにしないように、応募先の候補を絞ったら、求人広告を再度読み直し、自分の希望する条件に合っているかどうかを確認しましょう。

新聞や求人情報誌などを見ていると、限られた狭いスペースの中に、限られた文字数の求人情報が詰まっています。
特有の用語が使用されていたり、略語が使用されている事も多く、正しい内容を把握しづらい部分もあります。

好条件の求人に惹かれてしまいがちですが、自分が転職先に求める条件の優先順位を明確にし、
複数の情報の中から絞り込んでいくことが大切です。

交通費の例
「通勤交通費全額支給」の略語は「交全給」です。
この場合は、給与とは別に通勤交通費の全額が支給されます。
ですが、「通勤交通費支給」の略語は「交支給」です。
しかし、この場合は、交通費が無条件に全額貰えるわけではありません。
上限額が設けられていたり、全員一律額支給などが一般的です。

交通費ひとつに対してもこのような記載の方法があるのですが、注意したいのはこれだけではなく「通勤交通費全額支給」とあっても、遠距離通勤者は敬遠され選考で不利になる場合もあります。
賞与の例
求人情報欄に、「賞与〇ヶ月」と書いてあることが多いですね。
この場合、月給の〇か月分の賞与がもらえると勘違いしてしまいがちなのですが、
〇ヶ月の計算は、諸手当を除いた基本給や基準給与で、賞与だけでなく昇給や退職金の算出にも使われるものです。
つまり、給与の額面金額(総支給額)が同じであれば、諸手当が多いほど基本給が低いということになるため、
住宅手当や家族手当などの諸手当が多い病院が必ずしも好条件ではないということになります。
福利厚生の例
福利厚生面で賞与と同じようなことがいえます。
寮や社宅が完備されているのは勤務時間が早朝や深夜に渡ることが多いためです。
看護師として働く場合、このような福利厚生が充実しているところが多いですが、
それは勤務地の交通の便の悪さに対処するためと言う理由の場合もあります。
つまり、福利厚生面が充実しているからと言って、必ずしも好条件であるとは限りません。
カタカナの職種の例
聞きなれないカタカタの職種をイメージで判断するのはとても危険です。
看護師の仕事の中では、それほど多くありませんが、一般的な職種では、会社が独自に設定した名称が目立ち、
カタカナで表現されている場合もあります。
自分の思い込みでイメージせず、必要であれば問合せをする事も大切ですね。
応募条件に合わない場合も対象になることがある
自分がどうしてもその病院で働きたいけれど、応募条件にある資格を自分が所得していないというような場合もあります。

例えば、「所持資格・経験の有無・経験の内容・経験年数」などが応募条件に記載されていることが多いですが、
実際に資格を取得していなくても、その応募条件に匹敵する専門知識や実無力があれば選考の対象になる事も十分あります。

英会話・韓国語・中国語などが出来る人材を求めている病院は多いのですが、
独学で日常会話くらいは出来るけれど、実際に資格を持っていないという人も多いですね。

ですが、外国語が出来る看護師を求める病院も多くあります。
資格は持っていなくても、十分選考対象にされる場合もあるので、このような場合は問合せをしてみてください。

求人広告の内容の見方

募集職種
募集職種はとても重要な箇所です。
一般企業では特に時には耳慣れない職種名やカタカナ表記のものもありますが、自分の思い込みやイメージで判断するのは良くありません。
自分が思い描いていた仕事とは全く異なる場合もありますので、職種内容が不明な場合は、事前に問合せをしてください。
 契約形態
自分が働ける時間帯などによって、パート看護師でも良いと思うこともあります。
ですが、同じ職場内の同じ職種であっても契約形態が異なることで、守備範囲や働き方に差は出ますし、当然収入も待遇も違ってきます。
契約形態についても確認しておきましょう。
給与
例えば「月給19万円以上」と記載があった場合、応募条件に合う人であれば最低19万円は貰うことができます。
「以上」とあるのは、面接の最終段階で決まります。
そして、給与と言うのは額面給与のことなので、保険料や税金を引いた額が手取りになります。
試用期間
「試用期間は18万円」と言うような記載をよく見かけます。
最近は、このように記述するところが多くあります。
そして、記載がなくても「試用期間」がある場合があります。
面接の時に、試用期間と言う記載がなくても、使用期間があるのかどうか、あるのだとすればその間の給与や待遇についての確認も必要です。
応募条件
応募条件=応募資格のことです。
この条件に合う人の募集をしています!と言う採用側のアピールですが、「目安程度」と言う認識が強いので、条件に合わなくても問合せをするなどしてみてください。
コメント
病院の経営モットーや職場環境などを記載している箇所です。
このコメントを元に履歴書の志望動機を書くと良いかもしれませんが、あまりにもわざとらしいのは避けるべきです。
勤務地
勤務地が複数ある場合は、配属は指示に従うのが基本ですが、勤務地によっては無理な場合があるときには、
事前に問合せをしてみてください。
看護師の仕事では夜勤もあるので、交通機関の関連も考慮して勤務地を選ぶ必要があります。
勤務時間
求人広告には、通常就業規則による勤務時間が記されていますが、残業などの状況についての記載はされていません。
この場合は、事前の電話ではなく面接時に確認するようにしてください。
休日休暇
休日についての確認も必要です。
病院選びの際に、休日が重要条件であれば、応募する前に問合せをしてみましょう。
「完全週休2日制(毎週2日間休める)」と「週休2日制(月のうち2日間休める週が1回以上ある)」
と言うように、完全週休2日制と、週休2日制は異なります。
看護師の場合で入院のある病院への転職であれば、夜勤の回数などについても面接時に確認が必要ですね。
応募方法
電話で応募の意思を告げ、面接のアポイントをとる方法や、事前に書類のみを受付、その後面接日が指定されるなどがあります。
待遇
社会保障完備=社保完と記載されています。
賞与が一年以上勤続しないと支給されないなどの条件があることがあります。
事業内容・仕事内容
看護師として働く場合、総合病院であれば外来が希望か、病棟勤務が希望かを問われることがあるかもしれません。
また、夜勤が出来るかできないか、外科系が希望か内科系が希望かなどを問われる事もあるでしょう。
希望通りに行くとは限りませんが、聞かれたら答えられるようにしておくと無難です。
その他
交通手段は、公共の交通機関を使った場合の行き方が記載されています。
勤務地ではなく、面接地の場合もあるので注意してください。

応募すると決め、面接のアポイントをとるときや、事前に電話で問い合わせたいことがある場合は、
記載されている担当者に連絡をとります。

面接の時に、事前で問合せをした担当者と面接の担当者が異なる場合には、事前に問合せをした旨を伝えます。
また、記載されている住所が勤務地ではなく面接地と言う事もありますし、
大病院などで多数応募する時には、応募期間中のみの臨時電話が設けられている事もあります。
求人広告の住所、電話番号は、あくまでも応募に関する連絡先であると認識しましょう。

看護師のための退職方法【病院を円満に退職するために】メニュー



退職する看護師さんのための年金・税金

このページの先頭へ

落語