長期加入者や障害のある人には老齢基礎年金の特例がある

老齢基礎年金の「一部繰上げ」と「全部繰り上げ」は、
60歳代前半で厚生年金を貰いながら本人の希望によって老齢基礎年金(減額)を早く貰える仕組みです。

この仕組みとは別に、定額部分の支給が61~64歳となる世代で、
「定額部分を減額されずに早く貰える」と言う特例があります。

定額部分を減額されずに早く貰える条件

① 長期加入者の特例(厚生年金の加入期間が44年以上ある人)
② 老齢更正厚生年金の障害特例(厚生年金保険法が定める障害等級3歳以上の障害の状態にある人)

この①と②の特例は、厚生年金に加入中は請求することが出来ません。
ですが、退職して更正年金に加入していなければ、
報酬比例部分に定額部分と加給年金を加えた年金を早く受け取ることができます。

②の障害特例に関しては、
初診日(最初に医師の診察を受けた日)から一年6ヶ月を経過しているか、
それ以前に症状が固定している場合に、
日本年金機構が指定する診断書(障害年金を貰っている人は年金証書の写し)と、
障害者特例請求書を年金事務所に提出します。
日本年金機構で3級以上の障害の状態と認められた場合、
その翌月から定額部分を加算した特例支給の老齢更正年金を受けることができます。

また、厚生年金の被保険者であるとこの特例は使えません。
ですが、厚生年金の適用のない事業所で働く、
請け負いやパートで働くなど、厚生年金の適用のない働き方をするのであれば、
特例を使うことが出来ます。

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