退職される看護師さんが知っておきたい年金の基礎知識

退職し、次の病院に就職するまでブランクがあることがあります。
この場合、国民年金の「種別変更の手続き」が必要です。
手続きをうっかり忘れてしまうと、老後の備えになる年金がもらえないことになってしまうかもしれません。
定年退職者は勿論ですが、受給まで間が空いてしまう人も年金の仕組みを知り、年金で万一の時に備える事も必要です。

病院に勤めている間葉、給料やボーナスから年金保険料が天引きされます。
そして、病院が事業主負担分を合わせて納付するので、年金保険料の払い忘れはありません。
ですが、退職をした後は、次に就職するまで自分で支払うことが必要なので、忘れないようにしなければなりません。

公的年金には、老後の生活保障だけでなく、
病気やケガで障害の状態になった場合や、生計維持者が死亡した場合の保障もあります。

転職や独立、結婚、離婚などで人生の節目を迎えるときには、
その都度年金の種別変更の手続きをすることが大切で、
基礎的な生活保障である公的年金を受ける権利を確保することが必要です。

また、国民年金では、今までに払い忘れた保険料をまとめて払うことができる制度もあります。
納め忘れた保険料があると、将来受け取る年金が少なくなってしまったり、
年金そのものを受け取ることができなくなる可能性もあります。
10年前までさかのぼって納めることができるので、
若い頃は納めていなかった、一年間仕事ををしておらず払っていない期間がある・・・
と言うようなときには、さかのぼってでも納めましょう。

20歳以上60歳未満はすべて国民年金に加入

公的年金とは、年金制度のことで、国が加入を義務付けています。
年金制度には、厚生年金、共済年金、国民年金の3種類の年金制度があります。

また、企業年金や個人年金などの公的年金の上乗せ給付となる私的年金もあります。
現在の年金制度は、三階建ての建物にたとえられますが、の一階部分は、公的年金の土台になる国民年金です。

国民年金は、自営業や自由業の人が加入する年金制度として昭和36年4月にスタートした年金制度で、
日本に住む20歳以上60歳未満の人が全員加入します。
昭和61年4月から、会社員・公務員などを含む全国民共通の年金制度となり、
国民年金から全国民共通の基礎年金と言う名称の年金が支給されています。

年金制度の二階部分は、会社員が加入する厚生年金と、
国家公務員や地方公務員、私立学校の教職員が加入する共済年金です。
この年金に加入する人は、国民年金にも同時に加入し、
国民年金から基礎年金を受け取り、また、厚生年金や共済年金から
加入期間中の報酬に比例する報酬比例金を上乗せした給付を受けることができます。

年金制度の三階部分は、企業が独自に設けている企業年金等です。
厚生年金基金は、厚生年金と名前が似ているので一緒にしてしまいがちですが、企業年金の一種です。
厚生年金基金は国に代わって厚生年金の保証料の一部を徴収し、
厚生年金の報酬比例部分の一部を国に変わって支給します。

厚生年金基金に加入している人は、
基金から国の報酬比例部分の一部である代行部分と、
コレに上乗せするプラスアルファの年金を受け取ることができます。

公務員の場合は、共済年金の上積み部分として、職域加算部分があります。

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退職する看護師さんのための年金・税金

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