看護師のための退職から失業給付までの流れ

失業給付を受給するためには、まず、自分の住所地を管轄している公共職業安定所(ハローワーク)に行きます。
初日の手続きから実際の給付までの流れは決まっていますが、
退職の理由によって失業給付がもらえるまでに3ヶ月の給付制限がある人やない人など、少しずつ条件が異なります。 例えば、倒産した場合や解雇など、病院の都合によって退職した場合や定年退職者には給付制限はありません。
また、自己都合であってもやむを得ない理由があると認められる場合にも給付制限はありません。

給付制限がない場合の退職から失業給付までの流れ

1. 求職の申し込み
まず、公共職業安定所(ハローワーク)で「求職の申し込み」を氏、受給資格決定を受けます。

雇用保険の手続き時間は、土日を除く午前8時30分から午後5時15分となっていますが、窓口はいつも込み合っています。
時間に余裕を持って出かけるようにしましょう。

公共職業安定所では、まず、窓口に備え付けの「求職申込書」を記入します。
記入する内容は、再就職についての希望条件や、経験した主な仕事内容などです。
そして、この求職申込書と離職法を窓口に提出し、
簡単な面接が行われ、離職理由についてなどの質問がされます。
この際、離職票に記載されている離職理由に異議がないかどうかも確認されますので、
もし異議がある場合は、自分の意見が立証できる給与明細書や出勤簿などを提出し、説明してみてください。
離職票に書かれている内容によって、所定給付日数が決定されるなど、後々色々変わってきます。
離職理由などに問題がなければ書類は受理され、受給資格が決定します。
そして、この日が受給資格決定日となります。
2. 待期期間
失業給付を受けるためには、離職の理由を問わず
受給資格決定の日の7日間、失業の状態であることが必要です。
この期間を「待期期間」といいますが、この期間は基本手当の給付の対象になりません。
3. 雇用保険受給説明会に出席
雇用保険受給説明会は、受給資格決定日に日時が指定されます。
それは、待期期間の終了から1~2週間経った頃になります。
受給資格決定日に指定され、少し後になってしまうのですが、忘れないようにキチンと出席してください。
説明会への出席も、求職活動1回としてカウントされます。

説明会は2時間ほどかかります。
内容は失業給付を受ける場合の注意事項全般などです。
また、計画的な求職活動の支援が必要であると公共職業安定所が認めると、「求職活動計画」も交付されます。
失業中葉この計画書に沿って求職活動をする事も必要になります。

雇用保険受給資格者証と一緒に「失業認定申告書」も配布されます。
この書類は、今後の失業認定日に欠かすことができないものとなります。

雇用保険受給資格者証には、氏名や基本手当の額、受給期間満了年月日などが記載されています。
支給期間は、失業認定日ごとに支給金額、支給残日数が記録されます。

失業認定申告書は認定日直前の4週間に仕事に就いたか、
どのような求職活動を行ったかを報告するもので、失業認定日に提出します。
4. 第一回目の失業認定日に出席する
説明会から約1~2週間後に第一回目の失業認定日があります。

日時は、雇用保険の受給資格決定日に指定され、雇用保険のしおりの表紙に記載されていますから、
忘れないように出席しましょう。

持ち物は、失業認定申告書、雇用保険受給資格者証、印鑑、公共職業安定所から交付を受けている人は求職活動計画です。
そして、この失業認定日に公共職業安定所に行き、失業の状態にあることと、失業中の求職活動の状況について確認を受けます。
失業の状態にあるとは、働く意思と能力がありながら仕事についていない状態であるということです。
ですから、当然、本人が行かなければなりません。
5. 基本手当が振り込まれる
失業認定日の4~7日後に、失業給付が指定した口座に振り込まれます。
第一回の失業認定日は、初めて公共職業安定所に行った日から4週間以内の日が指定されます。
給付制限を受けている人も同じです。
第一回目の失業認定日に振り込まれるのは、待期期間の7日分を除いた2~3週間分の基本手当の金額です。
つまり、第一回目は、丸々一か月分の額が振り込まれるわけではありません。
6. 2回目以降の失業認定日に出席
次回の認定日は、第一回目の認定日から4週間後ごとに設定されます。
そして、認定日の4~7日後に指定の口座に基本手当が振り込まれます。
再就職が決まるか、受給期間の期限が切れるまで繰り返して行われます。

給付制限がある場合の退職から失業給付までの流れ

自己都合で退職した場合で、正当な理由がない場合は、待期期間の後に3ヶ月間の給付制限が行われ、
その期間中に説明会と第一回の失業認定日が設けられます。

ですが、この第一回の失業認定日は、待期期間が満了したことの認定が行われるだけです。
給付制限のない人と異なり、第一回の失業認定日の後に基本手当は振り込まれません。

ですが、この認定日に必ず公共職業安定所に行かなければなりません。
行かなければ支給の開始時期が遅れてしまいます。
給付制限がある人の場合、2回目の失業認定日は3ヵ月後です。
その後はじめて基本手当が支給され、それからは所定給付日数を終えるまで
4週間ごとに失業認定と基本手当の支給が繰り返されます。

給付制限期間の過ごし方

正当な理由なく自己都合で退職した場合では、
求職申し込みをした後7日間の待期期間を経て、さらに3ヶ月間の「給付制限」があります。

この期間中には、3回以上の求職活動が必要ですが、給付制限がある人には基本手当が支給されません。
基本手当を貰えるのは、最初に申し込みをしてから4ヶ月もあとになってしまいます。

その間(給付制限の期間中)には、第一回目の失業認定日があります。
忘れずに公共職業安定所にいきましょう。
この日に行かなければ待期期間を終了したことにならないため、支給開始の時期がさらに遅くなってしまいます。
ただ、第一回の失業認定日に病気などやむを得ない理由がある場合は、認定日の変更をすることができます。

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