退職される看護師さんが知りたい健康保険制度の体系

地域保険
市区町村国民健康保険
 地域保険は、主に農業や個人で事業を営む人が加入する国民健康保険です。
職域保険
自営業者保険-国民健康保険組合
自営業者保険は、医師や理容美容業、小売業など、自ら事業を営む同業者で組織されています。
被用者保険-船員保険、共済組合、協会けんぽ、組合管掌健康保険
被用者保険は、会社、役所などで働くサラリーマン、公務員など、
雇用されている人が加入する健康保険です。

* いずれの場合も75歳になると、後期高齢者医療制度に加入します。
ですが、この制度は平成24年度末に廃止され、新しい制度に移行する予定となっています。

健康保険には、このような健康保険制度の体系があります。
ですが、保険給付はどの制度でも同じ内容の給付が受けられるのではなく、現金給付の内容が異なることがあります。
自分がどの健康保険に加入しているのか、そして退職したらどの健康保険に加入するのか、
申請等の窓口はどこにあるのかなど、把握しておくことが大切です。

退職後の健康保険の内容について

健康保険/再就職した場合に加入
加入の条件: 常用雇用者として健康保険のある職場に勤めること。
加入できる期間: その職場に在職している間
本人及び被扶養者の負担額: 3割(小学校入学前2割、70~74歳1割)
保険料: 原則として労使折半。
手続きの期限: 再就職後、新しい職場で行う。
手続きの窓口: 新しい職場
健康保険の任意継続被保険者/年齢に関係なく退職した場合
加入の条件: 退職した前日までに継続して2ヶ月以上健康保険の被保険者であったこと。
加入できる期間: 2年
本人及び被扶養者の負担額: 3割(小学校入学前2割、70~74歳1割)
保険料: 全額自己負担
手続きの期限: 退職の翌日から20日以内
手続きの窓口: 全国健康保険協会の各都道府県支部、或いは健康保険組合
国民健康保険/60歳未満で退職した場合
加入の条件: 健康保険に加入していないこと。
加入できる期間: 75歳になるまで。
本人及び被扶養者の負担額: 3割(小学校入学前2割、70~74歳1割)
保険料: 市区町村によって異なる。
手続きの期限: 退職の翌日から14日以内
手続きの窓口: 市区町村
国民健康保険の退職者医療制度/60歳以上で退職した場合
加入の条件: ①国民健康保険に加入していて老齢厚生年金を受給している。
②厚生年金か共済組合の加入期間が20年以上、または40歳以上後に10年以上る、もしくはその扶養者。
加入できる期間: 65歳になるまで。
本人及び被扶養者の負担額: 3割(小学校入学前2割、70~74歳1割)
保険料: 市区町村により異なる。
手続きの期限: 年金証書の到着日の翌日から14日以内
手続きの窓口: 市区町村
家族の扶養になる/退職し、年収や家族との同居等の条件が満たされている場合
加入の条件: 年収が130万円未満で家族と同居していること。
(60歳以上または障害厚生年金、障害基礎年金の受給者は年収180万円未満)
加入できる期間: 75歳になるまで。
本人及び被扶養者の負担額: 3割(小学校入学前2割、70~74歳1割)。
保険料: 扶養者が負担。
手続きの期限: 被扶養者になった日から5日以内に被保険者(扶養者)が届け出る。
手続きの窓口: 扶養者の健康保険組合、または年金事務所等。

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