自己都合による退職をするときの健康保険の手続き

結婚などによって看護師として働いていた病院を退職する時、退職前に行っておくことがあります。
そのうちの一つが「健康保険」に関する手続きです。

まず、病院を退職する前に「退職後はどの健康保険制度に加入するか」を検討します。
健康保険証は返却前にコピーを取り、国民健康保険に加入する場合は、「健康保険被保険者資格喪失届」の写しなどを病院から貰っておきます。

そして退職したら「1」、「2」、「3」のいずれかの手続きを行います。
結婚退職の場合も、結婚までは「1」、「2」、「3」のいずれかの手続きを行います。

  1. 任意継続の手続きをして、健康保険の任意継続被保険者になる
    退職日の翌日から20日以内に「任意継続」の手続きを行います。
    任意保険の手続きは、自宅住所地を管轄する全国健康保険協会の各都道府県支部、或いは健康保険組合で行います。
    40歳以上65歳未満の人は、介護保険料を一緒に納めます。
  2. 国民健康保険への加入手続きをして国民健康保険の被保険者になる
    退職日を確認するものを持参して、市区町村役場の国民健康保険の窓口で、国民健康保険への加入手続きをします。
    40歳以上65歳未満の人は、介護保険料を一緒に納めます。
    倒産や解雇で離職した場合(雇用保険の特定受給資格者)や、雇い止めなどで離職した場合(特定理由離職者)は、国民健康保険料が軽減されます。
  3. 家族が加入している健康保険の被扶養者になる
    被扶養者になってから5日以内に、家族の勤務先を通じて健康保険の被扶養者の届出を行い、(手続きは、家族が加入している健康保険の管轄先)家族が加入している健康保険の被扶養者になります。
    この場合、収入金額を証明する書類が必要になる場合があります。
結婚のために退職する場合(結婚後)
看護師を結婚のために退職する場合で、結婚後に行う健康保険の手続きです。
「1」、「2」、「3」のいずれかの手続きを行います。
  1. 任意継続被保険者になっている場合
    任意継続被保険者になっている場合は、速やかに住所変更届出、氏名変更届出が必要です。
    住民票と健康保険証が必要です。
    手続きは、自宅の住所を管轄する全国健康保険協会の各都道府県支部または健康保険組合です。
    全国健康保険協会の各都道府県支部は、転居前の支部に届出をします。
    そして、後日、転居後の住所を管轄する支部から、氏名変更後の健康保険証が交付されます。
  2. 国民健康保険に新たに加入
    結婚後は、夫の世帯で14日以内に国民健康保険に加入します。
    手続きは、市区町村役場の国民健康保険の窓口です。
  3. 夫が加入している健康保険の被扶養者になる
    被扶養者になってから5日以内に、夫が加入している健康保険の被扶養者になります。
    夫の勤務先(夫が加入している健康保険の管轄先(年金事務所、健康保険組合、共済組合))を通じて健康保険の被扶養者の届出を行います。
    健康保険への加入は、生活保護を受けている人以外に義務付けられています。

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